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Round 6:高橋 優太(東京) vs. 坪内 邦谷(東京)

By Yohei Tomizawa



 多少緊張した面持ちで現れた坪内は最近マジックに復帰したプレイヤーである。ウルザズサーガで止めてしまったらしいが、最近のレガシーの人気ぶりに引かれ再開。今ではどっぷりレガシーの日々をおくっているとのこと。デックはレガシーを象徴とする《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と《Force of Will》を使ったCTG(カウンタートップゴイフ)である。
 対するはジャニ面のイケメンと言われる高橋 優太(東京)である。普段はその甘いフェイスと何事に対しても真面目な性格から暖かい印象を受けるが、いざマジックとなると全く別人へと変貌する。

 鋭い眼差しと静かなプレイからストイックと呼ばれ、ミスなど自分への腹立たしさ、苛立ちからくるその態度は、決して良いものとはいえない。台パンの高橋と言えば、関東で知らない者はいないはずだ。

 ただ誤解しないで欲しいのは、高橋が純粋にマジックを愛していることである。常にマジックのことを考え、練習に、デック構築に励むその姿は、理想のカップルとしか言いようがない。

 だからこそ悔しいのだ。思い通りにならないデックに、敗れる試合に。

 今回の高橋のデックは一ヶ月間調整を続けたANT。その動きや、強さや如何に。

Game 1

 高橋の手札:《汚染された三角州/Polluted Delta》、《裏切り者の都/City of Traitors》、2《渦まく知識/Brainstorm》、《暗黒の儀式/Dark Ritual》、《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》、《オアリムの詠唱/Orim's Chant》

 先手の高橋はメインターンで《Underground Sea》をサーチし、《渦まく知識/Brainstorm》、フェッチランドでライブラリーをリフレッシュしながら2枚目の《渦まく知識/Brainstorm》をキャストと手札の充実を図る。

 坪内は《渦まく知識/Brainstorm》から2ターン目に《相殺/Counterbalance》に繋げるが、スタックして高橋は《神秘の教示者/Mystical Tutor》をキャスト。

このカードに驚いている様子の坪内に、高橋が囁きかける。


高橋 「気がついてました?」

坪内 「CTG(カウンタートップゴイフ)のミラーじゃないんですか?・・・あっ!!」


 そう高橋がここで提示したのは《むかつき/Ad Nauseam》。ANTと呼ばれるストームデックのキーカードだ。

 高橋はここまで《Tundra》、《Tropical Island》を置いており、坪内をミスリードすることに成功したのだ。

 《オアリムの詠唱/Orim's Chant》は《Force of Will》し、1枚目の《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》こそミラーを読んでの《相殺/Counterbalance》によって打ち消されてしまうが、次のターンにキャストされた2枚目は通り、《むかつき/Ad Nauseam》祭りが遂にスタートしてしまう。

 13点ライフを支払い得た10枚近くのカードを順々にキャストし、《冥府の教示者/Infernal Tutor》にスタックして大量の手札を《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond》で捨て、暴勇達成。見事《苦悶の触手/Tendrils of Agony》をサーチし、勝利を収めた。

高橋 1-0 坪内

Side

 坪内は《水流破/Hydroblast》と《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》でコンボ耐性をあげ、高橋は《闇の腹心/Dark Confidant》、《恭しき沈黙/Reverent Silence》を投入。厄介な《相殺/Counterbalance》とさらなるアドバンテージ手段を確保した。

Game 2

 高橋の手札:《汚染された三角州/Polluted Delta》、青白フェッチ、《裏切り者の都/City of Traitors》、《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》、《渦まく知識/Brainstorm》、《神秘の教示者/Mystical Tutor》、《オアリムの詠唱/Orim's Chant》

 坪内はフェッチランドから《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》をキャストし、土地を探しにいくが、2枚で止まってしまう。已む無く坪内は3ターン目に《タルモゴイフ/Tarmogoyf》をキャストし、クロック作りあげる。

 高橋は黙々と土地を並べ、こちらも《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》で来るべき決戦に備える。

 手札には《渦まく知識/Brainstorm》や《神秘の教示者/Mystical Tutor》といったカードがあるが、サイド中に語っていた通り常に《目くらまし/Daze》を意識し1マナ残しながら動き続ける。

 納得のいく手札になったのか、はたまた相手のカウンターをあぶり出すためか、高橋は《オアリムの詠唱/Orim's Chant》をキャストする。

 坪内は《Force of Will》するが、続くターンにキャストされた2枚目は《目くらまし/Daze》するのが精一杯だ。

 ここから《暗黒の儀式/Dark Ritual》、2枚の《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》で10マナまで増やし、《むかつき/Ad Nauseam》をキャストする。

 ライフが15のため余裕かと思われたが、《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》や《渦まく知識/Brainstorm》など軽いコストの呪文が捲れた後に《苦悶の触手/Tendrils of Agony》で残り5となってしまう。《むかつき/Ad Nauseam》を意識し、続けるか否かを考えているのかと思っていたが、思考は纏まったらしく、これで終了。

 なんと2枚の《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》をキャストしながらドローすることで延々とストーム数を稼ぎ、《苦悶の触手/Tendrils of Agony》でライフを削り切ることに成功したのだった。

高橋 2-0 坪内

高橋 「一か月の調整の成果が出たよ。」

 と試合後に嬉しそうに語ってくれた。コンボ系を意識し《オアリムの詠唱/Orim's Chant》を5枚投入し、《相殺/Counterbalance》対策に《恭しき沈黙/Reverent Silence》の取られた4色ANT。

 八十岡が「《恭しき沈黙/Reverent Silence》痛くない?《不毛の大地/Wasteland》で緑マナ割られると死亡じゃない?」と色々と質問を投げかけてくるが、《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》を増やしてあったり、破壊されてもいいように緑マナも2枚確保してあると自身満々に伝えた。

 高橋の凄い所は納得のいく75枚のレシピだけでなく、そのプレイングでもある。セットランドなどデックを誤認させる様は、あの森 勝洋(大阪)を彷彿とさせる。

 きっと、決勝Roundにてもその巧みなプレイで観客を魅了してくれることだろう。
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