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第1回HareruyaOpenTornament(HOT)詳細

第1回HareruyaOpenTornament(HOT)4月30日(土)開催!!

■場所:あうるすぽっと3F会議室B(豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル3F)
※通用口手前のエレベーターのみお使い下さい。
奥の入口は他の企業様になりますので間違えない様ご注意下さい。
会場の地図はこちらになります。

■受付時間:9:30~10:00(開場は9:30~になります。)

■フォーマット:レガシー

■形式:スイスドロー(参加人数によって5~7回戦)+シングル3回戦

■定員:100名(当日受付で先着順になります。)

■参加費:2000円

■賞品:優勝者は「通販含む晴れる屋全店で使える商品券20000P」
※このポイントは通販でのポイント、またはトレードブースでのシングルにも変える事が出来ます。
以下、準優勝:10000P、TOP4:6000P、TOP8:3000Pとなります。
☆今回は第1回特別賞として優勝者に「アーティストサイン入り英語版《Force of Will(ALL)》4枚」を追加進呈!
さらに、ランダム賞でマジック布教用「日本語版ジェイスvsチャンドラ」を進呈!!

■サイドイベント:参加費1000円のデュアランチャレンジ
※場所が空き、8人が集まり次第順次開催。優勝者は10種のデュアルランドの中から1枚ランダムで選んでいただきます。
※順々に取っていく形を取りますので十卓限定のイベントになります。
齋藤友晴トレードブース(今回は現金も可)も行ないます!!
カバレージはこちらにて行ないます!!

■会場諸注意:会場内では飲食禁止となっております。
また、喫煙所がございませんので喫煙するお客様は会場の外でお願いします。

(追記2011/04/11)イベントロケーターで確認すると晴れる屋店舗を指していると思いますが、大会場所は上記の通り「あうるすぽっと」になりますのでお間違えが無いようにお願いします。

皆様お誘い合わせの上お越し下さいませ!!
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テーマ : Magic:The Gathering
ジャンル : ゲーム

PWC Championship Live Coverage

東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、遺族の方々には心よりお悔やみ申し上げます。
被害に遭われた地域が一刻も早く復旧され、被災地の皆さまの笑顔が見られる日が一日も早く来ることを祈っております。

関東圏も地震によって大きく混乱し、PWC Championshipもスケジュールの変更を余儀なくされました。
PWCにできることは、大会を開催し、マジックを通じて人と人を繋げ、皆さんに楽しんでもらうことだと思っています。
震災により、普段とは異なる生活を余儀なくされている中、昨年開催されたPWCChampionship2010の86人を超える、97人もの方にご参加頂くことが出来ました。
会場の皆様により楽しんで頂き、そしてその熱気を少しでもお伝えすることが出来ればと思っています。




PWCCフォトカバレージ by Shiro Wakayama
プレイヤーインタビュー:今期のPWCを代表する4人のプレイヤー by Atsushi Ito
TOP8プロフィール
TOP8デッキリスト※ストライクと大会




Round1:井川 良彦(東京) vs. 夏目 拓哉(山梨) by Atsushi Ito
Round2:大野 勇雄(東京) vs. 海老江 邦敬(神奈川) by Shiro Wakayama
Round3:高橋 優太(東京) vs. 永井 守(神奈川) by Shiro Wakayama
Round4:和田 寛也(神奈川) vs. 仙波 恒太郎(千葉) by Atsushi Ito
Round5:渡辺 雄也(神奈川) vs. 高橋 純也(神奈川) by Shiro Wakayama
Round6:相澤 恵司(東京) vs. 坂本 早騎人(千葉) by Atsushi Ito
Round7:井川 良彦(東京) vs. 中村 肇(東京) by Shiro Wakayama

準々決勝:町田 健次(東京) vs. 鈴木 武杜(東京) by Atsushi Ito
準決勝:高橋 優太(東京) vs. 斉田 逸寛(東京) by Shiro Wakayama
決勝:和田 寛也(東京) vs. 斉田 逸寛(東京) by Atsushi Ito

テーマ : Magic:The Gathering
ジャンル : ゲーム

決勝: 和田 寛也(東京) vs. 斉田 逸寛(東京)

by Atsushi Ito

 精鋭の中の精鋭。勝者の中の勝者。

 招待された強豪ばかりが集まるこのPWCCで、決勝戦という高みに立ったのは2名。

 "Hanoi"和田。

 メタゲームを読み、デッキを使い慣れたボロスから緑単エルドラージに乗り換えたのが効を奏したのか、3bye明けのフィーチャーマッチでの敗北をものともせずにここまで勝ちあがってきた。第6期ミスターPWCを襲名したばかりだというのにこの男、まだまだ底が知れない。

 そして"Nage"斉田。

 参加者の中で唯一1byeでも3byeでもない2byeを与えられたという事実だけでも、彼もまた「個人戦PWC優勝」と「PWCランキングトップ8」というbyeの条件を両方満たした強者であることは容易に窺われるというものだが、準決勝で高橋を下したときの油断なく落ち着いた立ち回りにはそれ以上の何かを感じさせる。「貴族」相澤の薫陶を受けた《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》を駆り、最後の戦いに臨む。

 相対した2人の流麗にして入念なシャッフルの動きを見ていると、ここまで努力し、研ぎ澄まされ、洗練されたそれはまるで2本の刃のよう。そんな両者がともに勝利者であって欲しいような、どちらも最大限に報われて欲しいような、そういった複雑な気持ちにもなってくる。

 だが、王者は常に1名のみ。

 両雄並び立たず・・・すなわち真剣勝負。だからこそ、光り輝く。

 それを証するかのように、両者は互いに知り合いにも関わらず賞品のスプリットをしていない。斉田はスプリットを希望したが、和田が「澱むから」「真剣勝負なんで」と断っている。漢(おとこ)である。

 緑単エルドラージ対《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》ということでマッチアップ的には斉田が有利だが、和田の益荒男ぶりに勝利の女神が微笑むのか、それとも蛮勇と嘲笑うのだろうか。

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テーマ : Magic:The Gathering
ジャンル : ゲーム

準決勝:高橋 優太(東京) vs. 斉田 逸寛(東京)

by Shiro Wakayama

準決勝まで勝ち残ってきたのは、昨年末に千葉で開催された世界選手権で日本勢をけん引していた高橋優太。それ以外にも、日本選手権、グランプリ、プロツアーと、プレミアイベントできっちり成績を残している、押しも押されぬ日本を代表するプレイヤーである。PWCに頻繁に参加しているわけではない、高橋は、0byeながらきっちりと勝ち星を重ね、準決勝まで駒を進める姿には、プロプレイヤーとしての貫録が見え隠れする。
対する斉田逸寛はPWCの貴族、相沢に師事している若手プレイヤー。大きなイベントでの活躍こそ無いものの、PWC個人戦では優勝もしているし、コンスタントに成績を残しているからこその2byeを獲得し、ここまでやってきた。

高橋は、世界選手権で一世を風靡した青黒コントロールを独自にチューンした形。斉田は、PWCで圧倒的勝率を誇る相沢謹製の赤緑《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》を持ち込んでいる。

決勝まで駒を進めるのは、どっち!?

Game1

先手斉田の《探検/Explore》から幕をあける準決勝。高橋は《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》から、2ターン目の《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》がファーストアクション。



暴かれた手札は、《原始のタイタン/Primeval Titan》、《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》、《業火のタイタン/Inferno Titan》、《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》、《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》というハイカロリーな手札。《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》を抜き去り、マナベースの構築を阻害する。

お互いセットランドをするだけの流れだが、高橋は《地盤の際/Tectonic Edge》をセットし、6マナ到達迄の道筋をさらに妨害しようと睨みを利かす。

斉田は手札の圧倒的暴力を有効活用していくため、ため込んでいた《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》を2枚とも起動して、6マナ目をそろえようとするが、ここは当然高橋の《地盤の際/Tectonic Edge》が《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》を破壊する。そうでなくてはゲームならなくなってしまう。

斉田はマナブーストを引き込めず、土地を置いてターンを返すのみ。

返すターン、高橋はこのまま相手のハンドを有効活用されてしまうと、力押しされてしまうため、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイ。相手の山の上を除いて蓋をするプランを遂行しだす。

斉田は土地こそ引き込めなかったものの、《耕作/Cultivate》をプレイし、次のターンから、怒涛のクリーチャー連打をする準備をやっと整える。高橋は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の能力で《渦まく知識/Brainstorm》を起動しながら手札を整理。手札破壊や《定業/Preordain》を駆使してアクティブに動いていく。
斉田は、座していも《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の恩恵により窮地に追い込まれてしまうため、《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》をプレイして高橋を揺さぶりにかかる。プレイを許可されて喜んだのも束の間、トークン発生の誘発にスタックで《喉首狙い/Go for the Throat》。場に出るのは役立たずの0/1トークンの群れ。

だんだんコントロールをし始めている高橋ではあるが、メインボードには確定カウンターが入っていないのも事実。このまま斉田が9マナに到達してしまうと、どうにもならなくなってしまうため、最低限のマナを残して《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》で斉田の残り時間を削りだす。8マナの状態で、斉田は不可解な《業火のタイタン/Inferno Titan》プレイ。そして予定調和的に《マナ漏出/Mana Leak》を打たれるが、ここで斉田が引き込んでいたのは、なんと《召喚の罠/Summoning Trap》!!
これには両者目を合わせて苦笑いする。

だが、斉田の笑顔がだんだんと表情は険しくなり、、、めくれた7枚にはクリーチャーが無い。この渾身のトップデッキは不発と終わってしまう。恨めしそうに7枚のカードを眺めてボトムに送り込むと、悔しそうにターンを終了する。

そうする間にも、高橋の《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をアドバンテージをもらたし続け、《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》は斉田のライフをフェッチランドの起動を含めて11まで削り取る。

だが、斉田もそのまま座して死を待つわけではない。高橋のターン終了時に、やっとの思いで引き当てた《砕土/Harrow》を打って9マナ揃えると、自らのターンに《原始のタイタン/Primeval Titan》を躊躇なく、自身に満ちた表情でプレイ。高橋には当然これに抗うすべはなく、着地する。
こうなるともう、斉田のデッキは手が付けられない。《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》で《原始のタイタン/Primeval Titan》のをバウンスし、《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》×2でライフを5まで詰め、王手をかけるが、斉田が冷静にプレイしたのは《原始のタイタン/Primeval Titan》+《砕土/Harrow》。
致死量に十分なダメージが《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》から高橋へと降り注ぎ、Game1を締めくくる。

高橋0-1斉田

最終的にヴァラクートの本領発揮で圧殺して見せたものの、9マナ揃うまでは終始高橋がアクティブに動き、劣勢気味だった斉田。だが、動じることもなく冷静に、淡々とプレイする様は、今まで繰り返してきた練習の密度の濃さを窺わせる。

Game2

先手高橋、互いにマリガン無し。
高橋の《広がりゆく海/Spreading Seas》2連打で開幕。斉田のマナベースを攻撃する。だが、斉田は涼しい顔で緑マナを調達し、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》をプレイ。
斉田は、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》の恩恵を最大限に受け、《探検/Explore》→《耕作/Cultivate》と繋げ、次のターンのビッグアクションを予感させる。

だが、高橋もこのまま為すがままに負けるわけには行かない。《強迫/Duress》で斉田の手札を攻め立てるが、さらされたのは《原始のタイタン/Primeval Titan》×2、《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》、山、《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》。ディスカードする事は出来なかったものの、手札を覗けたことで安全確認ができた。その後の《定業/Preordain》で《喉首狙い/Go for the Throat》を入手し、《水蓮のコブラ/Lotus Cobra》を除去。次のターンの斉田のビッグアクションを許さない。
これにより緑マナが縛られてしまった斉田だが、山の上から訪れるのは起死回生の《耕作/Cultivate》。早速緑マナの補充をして、ターンを終える。



高橋は、斉田のハイカロリーな手札に対抗すべく、フルタップの危険を冒して《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》をプレイ。

斉田はこの隙に乗じない手はない。冷静に、何の迷いもなく、《原始のタイタン/Primeval Titan》をプレイ。サーチするランドで少し悩むも、《山/Mountain》と《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》をサーチして、砲撃の準備を始める。

高橋は、《原始のタイタン/Primeval Titan》を《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の能力でバウンス。さらに、《地盤の際/Tectonic Edge》で斉田の《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》を破壊、次なる斉田のターン、《原始のタイタン/Primeval Titan》も《瞬間凍結/Flashfreeze》で退けて、もう1枚の《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》を、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の能力で引き込んだ《地盤の際/Tectonic Edge》で何とか破壊し、厳しいながらもなんとか場を維持する。

だが、斉田の手札には高橋もすでに知っている2体目の《原始のタイタン/Primeval Titan》がある。これはカウンターすることが出来ず、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》をサーチから《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》で、《原始のタイタン/Primeval Titan》をバウンスするためにカウンターが減っていた《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》を屠る。

このタイタンさえ何とかすれば、一筋の光明が見える高橋だが、ライブラリーのトップを見て小さくため息を一つ。投了することを良しとせず、《墓所のタイタン/Grave Titan》をプレイしてターンを斉田に渡すと、斉田は澱みないプレイで、高橋を介錯してみせた。

高橋0-2斉田

テーマ : Magic:The Gathering
ジャンル : ゲーム

準々決勝:町田 健次(東京) vs. 鈴木 武杜(東京)

by Atsushi Ito

 97名による激闘も、いよいよ決勝ラウンドに突入した。

 準々決勝の4つのマッチはいずれ劣らぬ好カードだが、その中から町田と鈴木の対決をお送りしよう。

 町田のデッキは、プロツアーパリで17位に入賞した行弘 賢(福岡)がデザインしたボロスデッキの完コピという話だ。町田は行弘と直接面識はないが、行弘が精力的に行っているニコニコ生放送を見て使用を決めたとのことである。

 対する鈴木は何と現役高校生。とはいえ、byeなしでここまで勝ち上ってきたというから、その実力は折り紙つきだ。デッキはタッチ赤のCaw-Bladeである。

 次世代を担う若き才能。その勢いを、町田が止められるか。

Game 1


 先手は鈴木。土地が1枚の初手をマリガンすると、今度はオールランドでダブルマリガンとなってしまう。それでも5枚ながら3色揃った初手をキープした鈴木、まずは《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》から《平地/Plains》をサーチ。これに対し、町田は《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》。手札には十分なフェッチランドもある。


 鈴木は2ターン目に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》で《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》を持ってくるが、町田はフェッチをセットし、4点アタックから《戦隊の鷹/Squadron Hawk》。ディスカードしないよう2体のサーチに留める。

 ここで鈴木は《沸騰する小湖/Scalding Tarn》から《山/Mountain》をサーチ、《稲妻/Lightning Bolt》を《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》に撃ち込んで攻勢を押しとどめつつ、2マナを立てて《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》の能力を構える。

 これを放置すると次のターンには《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》が装備されてしまう町田は《電弧の痕跡/Arc Trail》で《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を焼き、忘れ形見として《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》が場に出るにとどまる。

 やむなく鈴木が土地を置くのみでターンを返すと、町田はここが勝機と見たか、行弘ボロスの大きな特徴の1つである《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》をプレイ。これはカウンターされることなく無事着地するも、鈴木は《審判の日/Day of Judgment》で盤面を一旦リセット。

 しかし町田は即座に2体目の《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》を出し、なおも鈴木に回答を迫る。

 ダブルマリガンが響いたか、ここで対応策を持たない鈴木はターンを返すしかない。

 《刃砦の英雄/Hero of Bladehold》の7点アタックを受けて鈴木のライフはわずかに4。さらに町田が盤面に《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を追加したところで、鈴木は挽回不可能と見て投了を宣言した。

 町田 1-0 鈴木

 町田は《躁の蛮人/Manic Vandal》をサイドイン。一方鈴木は《呪文貫き/Spell Pierce》《マナ漏出/Mana Leak》を全部と《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》を1枚ずつサイドアウトし、《コーの火歩き/Kor Firewalker》《失脚/Oust》《神への捧げ物/Divine Offering》といったカードをサイドインした。

Game 2


 ワンマリガンの町田がプレイした、後手1ターン目の《ゴブリンの先達/Goblin Guide》が鈴木に《金属海の沿岸/Seachrome Coast》を供給する立ち上がり。返す2ターン目に鈴木が《戦隊の鷹/Squadron Hawk》をプレイ。手札が溢れそうなため1体サーチにとどめる。

 続く2回目のアタックで《ゴブリンの先達/Goblin Guide》がめくったのは《神への捧げ物/Divine Offering》で、素で《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》を引いていた町田は若干苦い顔。それでも戦闘後に町田も《戦隊の鷹/Squadron Hawk》を鏡打ち。ここから何行連続で「鷹」という文字が並ぶか心配になる展開だ。


 鈴木は2体目の《戦隊の鷹/Squadron Hawk》を出して2体とも立たせると、町田は《ゴブリンの先達/Goblin Guide》と自分の鷹でアタック。鈴木の鷹2体が《ゴブリンの先達/Goblin Guide》と交換となり、戦闘後の鷹プレイで町田の場にのみ2体の鷹が並ぶ格好となった。

 しかし鈴木は3体目の《戦隊の鷹/Squadron Hawk》で4体目の鷹をサーチ、それもそのままプレイ。返しの町田の鷹2体のアタックについては、鈴木が今度は2体ともスルー。町田が3体目の鷹をプレイしてターンを返す。盤面の鷹の数は鈴木2対町田3だ。

 鈴木の5ターン目は少考の後に《進化する未開地/Evolving Wilds》をセットしてから3マナで《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》を置いてターンエンド。《戦隊の鷹/Squadron Hawk》のみであった盤面に一気に緊張が走るが、町田は気にせず《ぐらつく峰/Teetering Peaks》で鷹の1体を強化して3体でアタック。鈴木は剣の装備先を残すために鷹の1体を残して町田の強化された鷹のみ相討ちにとるが、戦闘後に町田は《躁の蛮人/Manic Vandal》で剣を破壊する。

 ここで鈴木は《天界の列柱/Celestial Colonnade》をタップインの後、5マナオープンのままターンを返すしかできない。町田はここぞとばかりにブロッカーとして立った鈴木の4体目の《戦隊の鷹/Squadron Hawk》にエンド前の《稲妻/Lightning Bolt》を打ち込む。

 《躁の蛮人/Manic Vandal》と2体の《戦隊の鷹/Squadron Hawk》の4点アタックを受けて既に鈴木のライフは7。その上で町田は鈴木にカウンターがないと読んだか、行弘ボロスの2つ目の大きな特徴である《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel》をキャスト。通常のボロスを想定してカウンターをすべてサイドアウトしてしまった鈴木はこれを通すしかない。町田は忠誠値を6へ引き上げる方を選択する。

 なんとかエンド前の《稲妻/Lightning Bolt》+《天界の列柱/Celestial Colonnade》のアタックで《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel》は落とすが、《神への捧げ物/Divine Offering》を抱えた鈴木に1マナしか残りマナがないこの局面で、町田は初手から抱えていた《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》をプレイし即装備でアタック。残り少なくなった鈴木のライフを、アンタップした土地からプレイされた町田の2枚目の《稲妻/Lightning Bolt》が削りきった。

 町田 2-0 鈴木

テーマ : Magic:The Gathering
ジャンル : ゲーム

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